私は不妊治療で
人工授精と体外受精を両方経験しました。
治療を始める前から
この2つの違いは知っているつもりでした。
でも実際に経験してみると
“1回”の意味がまったく同じではなかったのです。
一般的な違い
人工授精は
排卵日に合わせて精子を子宮に注入する方法です。
体外受精は
採取した卵子と精子を受精させて
子宮に戻す方法です。
経済的負担は
人工授精は比較的少なく済みますが、
体外受精は高額になります。
それぞれの“1回”
人工授精の1回とは
治療を始めてから結果が出るまでです。
人工授精の結果は
月経が始まるかどうかでわかるので、
一周期に1回行うことができます。
それに対して体外受精は
1回の内容と期間が毎回かなり変わります。
採卵した卵子と精子を受精させて受精卵にし
状態の良いものを移植するのですが、
すぐに移植ができないこともあり
その場合は一周期に1回行えません。
私は初めての採卵後、
移植は同じ周期にできると思って
何となく頭の中で仕事のスケジュールとの
折り合いをつけていたのですが、
次の周期に持ち越されると知って少し慌てました。
また、移植の回数も毎回変わります。
移植できる受精卵が複数できた場合は
1回の採卵に対して数回の移植が行われ、
採卵した卵子が移植できる受精卵に育たなければ
採卵のみで1回となってしまうこともあります。
おわりに
私は人工授精と体外受精の両方を経験して
こんなに違いがあるのかと驚きました。
体外受精は採卵までのステップも多く、
値段が全然違うのも頷けました。
同じ“1回” でも
治療の期間や心や身体の負担は全く違うのだなと
実際に治療を経験して知りました。
今は不妊治療も保険の適用が受けられますが
年齢に応じた回数制限があります。
これから治療を考えている方が
少しでもイメージしやすくなれば幸いです。


コメント