私達夫婦は同い年で、20代で結婚しました。
でも、なかなか子供に恵まれず、
気が付けば30代も後半になっていました。
そこで改めて今後についてよく話し合い
子供が欲しいという気持ちを確認し、
30代で自然に授からなければ
不妊治療を始めようと決めました。
そして、自然に授かることなく迎えた40歳。
不妊治療を始めようとしたその年、
世の中はコロナで大変なことになっていました。
2人ともコロナの影響を
嫌というほど受ける仕事をしていたため
治療はおろか、普通の生活すら危ない状況。
先が全く見通せず、
子供を授かれても育てられるのかわからない…。
私達の40歳はそんな一年でした。
そして一年後。
以前と同じとは言えないまでも
やっと仕事も生活も落ち着いてきた頃、
共に41歳になった私達は
もう一度子供について話し合いました。
一年待ったことで
子供が欲しい気持ちは以前より強くなっており
不妊治療を受けることはすぐに決まりました。
この時、私達は2つの約束をしました。
1つ目
体外受精は3回まで
当時(2021年)は不妊治療は保険適用外でしたが
治療に対して助成金をもらうことができました。
助成金は治療1回につき30万円。
40歳未満は6回まで
40歳以上43歳未満は3回まで
助成金を受け取ることができました。
私は当時41歳だったので
助成を受けられるのは3回。
受けられる期間はあと約一年半でした。
正直、コロナの影響で家計は大変で
助成金なしでは治療は受けられませんでした。
でも体外受精の費用は助成金では足りません。
そのため私達は治療を始める前に
助成を受けられる3回しか体外受精はしない
と、決めました。
精神面でも、私はとても負けず嫌いなので
ダメだった時に『次こそは…!』と
諦めきれずに頑張り続けてしまう自分がの姿が
容易に想像できました。
でも、たくさんお金をかけてつらい治療をしても
必ず妊娠できるわけでありません。
子供ができるまでに
気力も体力もお金も使い切ってしまったら
授かっても育てられるのだろうか…?
それは誰も幸せになれないような気がしました。
そのため、私達は治療を始める前に
終わるタイミングを決めてしまったのです。
終わりの見えない戦いに挑むのは苦しいけど
いつ終わるのかわかっていれば
少し気が楽ですよね。
きっと治療が長引けば長引くほど、夫も私に
『もうやめよう』とも『もっと頑張れ!』とも
言いづらかったのではないかと思います。
治療を終える時が決まったことで
私達は少しだけ
力を抜いて治療を始めることができました。
2つ目
授かれなくても2人で楽しく暮らす
治療しても子供を授かれなかったら…と考えると
まだ何も始めていないのに
何とも言えない暗い気持ちになりました。
そこで私達は治療を終えた後の話を
2人でたくさんしました。
『また○○に旅行に行きたいね』とか
『このお酒が飲みたい』とか
『2人で新しい仕事を立ち上げちゃう?』
とか…。
治療がうまくいかなくても
その先に待っている未来は楽しいよね!
と、何度も何度も色んな話して
2人でも楽しく過ごすと約束したのです。
この約束は
本当に治療中の私の心を守ってくれました。
子供はほしい。
でも、もし授からなくても
2人で過ごす未来も楽しいから大丈夫!
何度も何度も心の中で繰り返すことで
私はつらい治療も乗り越えることができました。
これから、治療を受ける方。
今、治療中の方。
たくさんパートナーとお話してください。
赤ちゃんのことだけでなく
2人のこともたくさんお話してください。
子供は2人で迎えるものです。
でも、どうしても女性の負担は大きいですよね。
心のつらさも身体のつらさも一人で抱えて
頑張ってしまう女性は少なくないと思います。
つらかったら、八つ当たりしても良い!(笑)
やりすぎちゃったなぁと思ったら
あとでちゃんと謝れば、多分大丈夫(^^)
でも、男性はできるだけ受け止めてほしい。
だって、簡単な治療ではないのですから。
私達は治療中もたくさん話をしました。
治療で身体がつらいことも
貯金残高がものすごく減ってて衝撃だったことも
院長先生はちょっと変わった人だね~
なんてことまで、色々話しました。
だから私は
不妊治療は2人で一緒に頑張って乗り越えた!
という印象がとても強いです。
ここで築いた絆は一生ものです。
その後の子育てでも力を発揮しますよ!
治療を始める前も始めた後も2人でたくさん話す
本当におすすめです!

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