不妊治療を始めて意外だったこと④|夫の精子を自分で運んだ採精持ち込みの話

不妊治療のこと

私が治療をしていた2021年はコロナの影響で
病院の採精室が使えませんでした。

また、当時は病院には1人しか入れない決まりもあり
私は人工授精の時も体外受精の時も
夫が自宅で採精した精子を病院に運んでいました。

持ち込みの条件

治療では3時間以内(できれば2時間以内)に
採精した精子を使うため、
毎回夫は病院の予約の時間に合わせて
採精してくれていました。

運ぶ時は冷やさずに運ぶことがとても重要でした。

適温は25〜35℃。

「懐に入れて持ってきてください」
と病院から言われていたので、
私はいつも自分の服の下のお腹の辺りに入れて
人肌の温度を保って運んでいました。

専用の容器

採精の容器は透明で、丸い形の入れ物に
かなりしっかりした蓋が付いていました。

容器の底は二重底になっていて
病院で容器を受け取った際に
『間違えて二重底の方に入れないように
旦那さんにちゃんと説明してね』
と、言われたのを覚えています。

実際に運んでみて

容器を服の下に入れてみると
その部分がポコンと膨らんでかなり目立ちました。

冬はお腹部分のコートのボタンがギリギリでした。

私は病院まではいつも車で行っていたので
周りの目は気になりませんでしたが、
電車で運ぶ方は大変だったのではないでしょうか。

車の中では夏は暑くなり過ぎないように、
でもお腹に冷房が当たらないように気を付け、
冬はとにかく冷やさないように
身体にしっかり密着させて運びました。

お腹に何かを入れて歩くことなんて
滅多にないことだったので、
病院の受付で渡すまで
落とさないようにとても気をつけました。

余談ですが、夫は自分の精子を見られるのが
恥ずかしかったようで、
いつも採精した後は
容器をタオルで巻いて渡してきたので、
私は中身を見たことはありません。

おわりに

不妊治療を始めるまで
自分が夫の精子を運ぶことがあるなんて
全く想像していませんでした。

でも、こうして振り返ってみると
夫婦で協力して不妊治療に挑んでいたんだなぁと
改めて思いました。

そして、特に体外受精の時は
朝の5時頃の採精になったにも関わらず、
文句も言わずに頑張ってくれた夫には
今でもとても感謝しています。


不妊治療を始めて意外だったことシリーズ
① 通院のたびに採血があって驚いた話
② 昆布の食べ過ぎでヨードの数値が高かった話
③ 採卵がいつも早朝だった話
④ 夫の精子を自分で運んだ採精持ち込みの話
⑤ 体外受精は自己注射だけじゃない 時間指定の薬も多かった話
⑥ 胚のグレードとPGT-Aの結果が一致しなかった話
⑦ 採卵も移植も全身麻酔じゃなかった話

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